【防府・周防国府杯争奪戦】清水 地元記念3連覇!有言実行ホッ「いい形で競輪祭、グランプリに行ける」

[ 2020年11月4日 05:30 ]

<防府>地元記念3連覇を果たした清水裕友
Photo By スポニチ

 清水裕友(25=山口・105期)が地元記念3連覇を達成。記念Vは6月久留米以来で通算6度目となった。

 レースは市橋―山田―小倉―宮本―清水―桑原―柏野―坂井―和田で周回。残り3周前のバックで坂井―和田が上昇し、宮本を外からフタをしてけん制を続ける。残り2周で坂井が仕掛けるが、市橋は突っ張って前に出させない。タイミングを見計らって内を突いた宮本が前に出るが再度、市橋が突っ張って前団はごちゃつく。最終ホームで清水は宮本を迎え入れようとするが宮本はそのまま前へ踏んでいく。バックは宮本―坂井―市橋の順。4番手の外で清水が前を追いかけていく。バックすぎに清水がスピードよく捲り、内を追い上げた和田が2着に続いた。

 激戦を終えて「3連覇すると言っていたので有言実行できて本当に良かった」とホッとした表情をのぞかせた。「調子自体はそれほど悪いわけではなかったが、ふがいない成績が続いていたので、いいところで地元記念が回ってきた」と笑顔を絶やさなかった清水。「これがいい刺激になると思う。いい形で競輪祭、グランプリに行ける」と胸を張った。

 ◆次走 優勝の清水、2着の和田、3着の山田はいずれも競輪祭(小倉、18~23日)に出場を予定している。

続きを表示

2020年11月4日のニュース