【大井・東京盃】ジャスティン 重賞2勝目!JBCへ自信の同舞台連勝「思い通りに進められた」

[ 2020年10月8日 05:30 ]

<大井>東京盃を制した戸崎圭太騎乗のジャスティン(左)(撮影・西川祐介)
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 中央交流重賞「第54回東京盃」(G2)が7日、大井競馬場で行われた。1番人気ジャスティンが直線3番手から抜け出し優勝、重賞2勝目を手にした。同馬には「第20回JBCスプリント」(11月3日、大井)への優先出走権が与えられた。またこのレース連覇が懸かった藤田菜七子(23)騎乗の3番人気コパノキッキングは直線で鋭い末脚を見せたが3着に敗れた。

 「JBC(スプリント)を意識してこのレースを使った。最高の結果が出て良かった」。優先出走権を手にして満面の笑みを見せた矢作師。ジャスティンの重賞初制覇が春の東京スプリントなら2つ目がこのレース。大井1200メートル2戦2勝。同じ条件で行われる次走に向けて自信を深める結果となった。

 逃げてタイトルを手にした前回と違って3番手からの競馬。折り合って流れに乗った。抜群の手応えで直線を向く。残り100メートルで内のラプタスを振り切り、ブルドッグボスの強襲を首差抑えた。

 「砂をかぶらない位置で競馬をしたかった。思い通りに進められた。最後は着差がなかったが相手が来れば伸びる感じだったので心配しなかった」と戸崎。矢作師は「今日は休み明けの分もあった。次はもっと良くなる」とG1獲りに自信を見せていた。

 ◆ジャスティン 父オルフェーヴル 母シナスタジア(母の父ゴーンウエスト) 牡4歳 栗東・矢作芳人厩舎 馬主・小田吉男氏 生産者・北海道日高町の天羽禮治氏 戦績18戦7勝(南関東3戦2勝) 総獲得賞金1億5151万7000円。

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