【ひまわり賞】ヨカヨカ 史上初2歳牝馬57キロV!九州産限定レース制し無傷3連勝

[ 2020年8月30日 05:30 ]

 2歳オープン(九州産限定)の小倉9R・ひまわり賞は単勝1.3倍のヨカヨカ(牝=谷、父スクワートルスクワート)が速さで圧倒してデビュー3連勝。2歳馬が57キロを背負って勝つのは05年中京2歳Sのメイショウサムソン以来、牝馬では初の偉業となった。

 酷量を背負っていながらテンからスッと行き脚がついてハナへ。直線は馬場が荒れた内側を避けるコース取りで3馬身半差の逃げ切りV。一般馬相手の新馬戦、フェニックス賞に続き、無傷3連勝とした。福永は「あまり負担をかけないようにして道中リラックスしながら楽に走れていたし、馬場のいい所を選ぶ余裕がありました」と回顧。谷師は「テンのスピードが違ったね。鞍を持ったら57キロは重くて、かわいそうだなと思ったけど無理せず回ってこられて良かった」と安どの笑みを浮かべる。来週の小倉2歳S(9月6日、小倉)については「行かない」と即答。「次走が秋か年明けか分からないけど来年の桜花賞には出してやりたい。ひと息入れて、もうひと回り成長してほしい」と先を見据えていた。

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2020年8月30日のニュース