【ばんえい】タケノセーイコー 前日出産で出走取り消し「厩舎で出産したケースは初」

[ 2020年8月18日 05:30 ]

 北海道帯広市のばんえい競馬で17日の1Rに出走を予定していたタケノセーイコー(牝3)が、前日に出産したため出走取り消しとなった。ばんえい振興課によると「厩舎で出産したケースは初めて」という。調教の準備をしていた厩務員が馬房にいる子馬を発見した。調教師、馬主とも同馬が妊娠していることを把握しておらず、父親は分かっていない。ばんえい振興課によると「生まれた日から逆算すると馬主の牧場にいた昨年9月頃に交配があったものと思われます」とコメント。同馬は今年5月に入厩。今月3日のデビュー戦は体重958キロで障害を越えられず競走を中止していた。既に退厩し、抹消予定。管理する谷あゆみ調教師は戒告処分となった。

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2020年8月18日のニュース