【札幌記念】ポンデザール 洋芝適性◎ 札幌芝は3戦3勝「距離が短くなってどうか」

[ 2020年8月18日 05:30 ]

<札幌記念>抜群の洋芝適性を誇るポンデザール
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 今週の札幌メインは、サマー2000シリーズ第4戦「第56回札幌記念」(23日)。前走の札幌日経オープン(8日)Vのポンデザール(牝5=堀)が初重賞制覇に挑む。その前走は2着馬に4馬身差の圧勝。勝ちタイムは2分37秒6のレコードで、5年前にペルーサが樹立した2分38秒7を大きく上回った。初コンビだったルメールは「スピードはあまりないけどスタミナがありますね。切れないけど、長い脚で加速する。洋芝も合っていますね」と評価。半兄には17年宝塚記念覇者のサトノクラウンがおり、血統も魅力だ。

 札幌芝は3戦3勝の得意舞台(全て2600メートル)。札幌での3戦全てで上がり3Fのタイムがメンバー最速をマークするなど、洋芝での実績は素晴らしい。斉藤助手も「前走の走りを見ると、洋芝が合うのでしょうね」とうなずきつつ「騎手(ルメール)は“距離が良かった”と言っていた。2000メートルに短くなってどうかですね」。これまでの勝ち鞍は芝2400メートル以上で距離短縮が鍵だが、抜群の洋芝適性でカバーできる。中1週ということもあり、参戦は明言されていないが出走すれば面白い存在。堀厩舎はカウディーリョとの2頭出し。同厩舎は16年にワンツーを記録しており、再現シーンも十分だ。

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2020年8月18日のニュース