【先週の新馬戦】楽しみキングストンボーイ 大舞台を意識できる要素満載

[ 2020年8月18日 05:30 ]

 3場で好素材が続々と勝ち上がった。中でも即クラシック候補と言えるのは、札幌芝1800メートルで圧倒的1番人気に応えたキングストンボーイ。大型でまだまだ緩いが馬っぷりは文句なし。ドゥラメンテ産駒でエポカドーロの半弟という血統馬でもあり大舞台を意識できる要素が満載だ。

 新潟芝1800メートルを快勝したヴェイルネビュラは、父ロードカナロア×母の父ハーツクライというミックス。この配合なら距離は持つ。小倉芝1200メートルを差し切ったテンハッピーローズは父がエピファネイア、母が芝中距離で3勝を挙げたフェータルローズだから、距離が延びて良さそう。体形的にも少なくともマイルは大丈夫。札幌芝1500メートルを逃げ切ったエイボンクリフは、ハービンジャー産駒にしては脚が軽いものの、やはり持久力タイプ。それだけに先手を奪ったルメールの好騎乗が光った。

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2020年8月18日のニュース