岩田望、父から同期から刺激「秋に大舞台V」 斎藤の世代最初重賞制覇に「自分も早く勝ちたい」

[ 2020年8月5日 05:30 ]

期待の若手騎手に聞く

岩田望来(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 藤原英厩舎所属の岩田望はデビュー2年目の今年、勝ち星を量産中。父・岩田康の背中を追い続け、奮闘している。

 「(父は)他にいないタイプのジョッキーだと思います。勝負強さ、馬群をひるまずに突いていく根性。天性の才能なんでしょうね。騎手になって改めて父の凄さが分かるようになりました」

 偉大な父のDNAを受け継いだ岩田望が騎手の道を志すのは、自然の流れだった。晴れて昨年デビュー。直後の3、4月は1勝ずつにとどまったが、徐々に勝ち星を伸ばしていく。11月には月間最多となる7勝。G1騎乗可能となる30勝もクリアした。マイルCSでは自厩舎のレッドオルガとコンビを組んだ。

 「初めてのG1で緊張しました。結果(9着)は残せなかったけど、いい経験をさせてもらいました」

 今年は2日時点で48勝を挙げ、全国リーディング7位。重賞での騎乗も着実に増えてきた。4月のアーリントンC(ギルデッドミラー)では初めて重賞で連対を果たした。

 「チャンスのある馬に多くの騎乗依頼を頂いて感謝しています。現状ではそのチャンスを生かせていない。騎乗スタイルも磨いていかなくてはいけないと思うようになりましたし、信頼される騎手になりたい」

 同期の斎藤がCBC賞で世代最初の重賞勝ちを収めた。「“おめでとう”と言葉を掛けました。悔しさというよりも自分も早く勝ちたいという思いが強くなりました。夏に結果を残して、秋には大舞台を勝ちたいと思います」と強い決意を語る。勝ちたいと思う気持ちはもちろん同期に負けていない。さらなる高みに向けて腕を磨く日々。いつか父の背中にたどり着く日を夢見て。

 ◆岩田 望来(いわた・みらい)2000年(平12)5月31日生まれ、兵庫県出身の20歳。父はJRA騎手の岩田康誠。19年デビュー。同年3月30日の阪神5R(ポップフランセ)でJRA初勝利。同CBC賞(ラベンダーヴァレイ=10着)で重賞初騎乗、同マイルCS(レッドオルガ=9着)でG1初騎乗。JRA通算1011戦85勝。1メートル61・4、47・5キロ。血液型B。

続きを表示

「2020 天皇賞(秋)」特集記事

「スワンS」特集記事

2020年8月5日のニュース