ハットトリック、19歳で急死…05年マイルG1・2勝 種付け直後に異変

[ 2020年8月5日 05:30 ]

05年の香港マイルを制したハットトリック(AP)
Photo By AP

 05年にマイルCS、香港マイルを制し、引退後は海外で種牡馬として活躍していたハットトリックが3日、けい養先のブラジル・ハラススプリングフィールドで死んだ。現地メディア「ターフ・ディアリオ」が伝えた。19歳。種付けを行った直後に何らかの異変が起こり急死したという。

 サンデーサイレンス産駒で04年に美浦・清水美波厩舎からデビュー。3歳秋に栗東・角居厩舎に移籍し、G1・2勝を含む重賞4勝。05年JRA賞最優秀短距離馬に選出された。07年に引退後、08年から米国で種牡馬入り。シャトル種牡馬として南米、オーストラリアなど南半球でも種付け。17年からブラジルを拠点にしていた。産駒は仏2歳G1・2勝のダビルシムなど欧州、米国、南米で幅広く活躍した。

続きを表示

2020年8月5日のニュース