武豊　重賞初V時“コンビ”中村均元調教師と「スポーツ功労者顕彰」同時受賞に感慨深げ

スポーツ功労者として顕彰された武豊（左）と元調教師の中村均氏（撮影・西川祐介）
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　プロスポーツ史上、特に優れた成果を上げた者、多年にわたりスポーツの向上発展に貢献した者に贈られる令和元年度「スポーツ功労者顕彰」の顕彰式が27日、都内の文部科学省で行われた。中央競馬では武豊（51＝栗東・フリー）と、元調教師の中村均氏（71）が受賞。現役のJRA騎手としては史上初の受賞となった武豊は「現役では初めてということで、光栄です。初めて重賞を勝ったトウカイローマンの中村先生と同時に受賞できて感慨深いですね」と喜んだ。

　現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客競馬が続いているが、武豊は「状況は仕方ないですけど、開催できているのは大きいことだし、意味のあること。競馬だけが楽しみという声も聞くので、騎手としてしっかりレースをしないとなと思います」。また、30日にはディープインパクトの死から1年を迎える。「もう1年たつんだなと。ディープ産駒に乗れるチャンスも数年。ディープを超える馬に乗れたらいいなと思います。3代ダービー制覇もいきたいですね」と語った。