【宮島・ルーキーS】豊田、早くも今年3V 唯一オール連対「舟足良かった」

[ 2020年3月19日 05:30 ]

豊田健士郎
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 ボートレース宮島の「ルーキーシリーズ第6戦スカパー!・JLC杯」は18日、12Rで優勝戦が行われた。レースは圧倒的な1番人気に支持された1号艇の豊田健士郎(24=三重)がイン逃げで快勝。通算5度目の優勝を飾った。豊田は早くも今年3度目のV。なお、2着は仲谷颯仁、3着には大上卓人が入った。

 予選トップ通過からの王道V。舟足が万全だった豊田にとって、問題はスタートだけだった。

 「舟足は良かったので、遅れないようにだけ、と思っていました」

 1艇身残しの理想的なスタート(コンマ15)を決めると、2コースの大上をカベにして危なげなく逃げ切る申し分のないレース内容だった。

 今シリーズは、出走した全レースで展示タイムがトップとパワーを誇示。前検日から「めっちゃ、いい」と、中国地区選で前本泰和が仕上げた相棒の45号機に太鼓判を押していたが、その評価に間違いはなかったようだ。トップ級の舟足をキープして唯一のオール2連対。終わってみれば、向かうところ敵なしだった。

 今年は2月に入って上昇気流に乗った。13~18日の鳴門一般戦で優勝を飾ると、続く23~28日の浜名湖ルーキーシリーズ第4戦も制して連続Vに成功。この近況を考えれば、今シリーズの活躍は当然だったのかもしれない。

 今後の目標を「A1に戻って、記念で頑張りたいです」と定めた豊田の次走は、26~31日の徳山一般戦を予定している。A1復帰に向けて余裕のある勝率を残している24歳は、さらに高いステージでの活躍を誓っていた。

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2020年3月19日のニュース