サウジC優勝馬マキシマム転厩 管理調教師が薬物疑惑で免許停止

[ 2020年3月12日 05:30 ]

サウジカップを制したマキシマムセキュリティ(AP)
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 第1回サウジカップで1着賞金約11億円を獲得した米国のマキシマムセキュリティ(牡4)が、ボブ・バファート厩舎に転厩することになった。競走馬に対する組織的なドーピング使用の疑いで27人の関係者が起訴された問題について、米国の競馬専門誌ブラッドホース電子版は10日、ニューヨーク州のレース規制当局がマキシマムセキュリティを管理するジェイソン・サーヴィス調教師を含む11人の調教師の免許を停止したと伝えた。

 同馬の共同所有者であるゲイリー・ウエスト氏は「薬物に関するこのニュースは、非常に不愉快で失望している」と声明を発表。バファート師は09年に殿堂入りを果たした米国のトップトレーナーで、これまで2頭のクラシック3冠馬(アメリカンファラオ、ジャスティファイ)などを育てた。

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2020年3月12日のニュース