【フェブラリーS】サンライズノヴァ75点 落ち着く“五人囃子”の謡

[ 2020年2月18日 05:30 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

<フェブラリーS>サンライズノヴァの立ち姿は扇を手に朗々と歌う五人囃子の謡(うたい)のように自然体
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 3年連続で砂の節句に臨むサンライズノヴァ。昨年、一昨年の馬体診断では落ち着きを欠いていましたが、今回はゆったりと立っています。その立ち姿は扇を手に朗々と歌う五人囃子の謡(うたい)のように自然体。ただ、立派な前肢に比べて後肢や下半身が寂しく映ります。

 ▽七段飾り 古来、七は縁起の良い数字とされ、江戸時代以降、雛人形飾りとして定着している。別名「十五人飾り」。一番上は男雛と女雛の内裏雛(親王飾り)。2段目は内裏様に仕える三人官女。3段目は能楽の囃子方をかたどった謡、笛、小鼓、大鼓、太鼓の五人囃子。4段目は御殿を守る随身の左大臣と右大臣。5段目は内裏様の従者である泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸の仕丁3人。6段目はたんす、鏡台などの嫁入り道具。7段目は御所車など。関東と関西では並べ方が異なる。

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2020年2月18日のニュース