【フェブラリーS】アルクトス85点 “三人官女級”の美しいバランス

[ 2020年2月18日 05:30 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

<フェブラリーS>アルクトスの馬体は“三人官女級”の美しいバランス(撮影・郡司 修)
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 牝馬が出走しないのを承知の上で「三人官女」に例えてみたい馬がいます。アルクトス。ダート馬とは思えないほどその姿は美しい。540キロの大型馬でも前後肢が絶妙なバランスを保ち、とても奇麗に立っています。長柄(ながえ)を手に外側の足を少し前に出して立つ官女のように。

 ハミを着けずモグシ(簡易頭絡)だけで長い引き手に従っています。従順な気性なのでしょう。毛ヅヤは三人官女の赤袴(ばかま)のような光沢を放っている。蹄油を丹念に塗られるなど手入れが行き届いています。目力がもう少し欲しいが、とても洗練された馬体です。

 ▽七段飾り 古来、七は縁起の良い数字とされ、江戸時代以降、雛人形飾りとして定着している。別名「十五人飾り」。一番上は男雛と女雛の内裏雛(親王飾り)。2段目は内裏様に仕える三人官女。3段目は能楽の囃子方をかたどった謡、笛、小鼓、大鼓、太鼓の五人囃子。4段目は御殿を守る随身の左大臣と右大臣。5段目は内裏様の従者である泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸の仕丁3人。6段目はたんす、鏡台などの嫁入り道具。7段目は御所車など。関東と関西では並べ方が異なる。

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