【きさらぎ賞】ギベルティに武太鼓判!世紀の名馬ドバイミレニアムの血を継ぐ大物クラシック戦線へ

[ 2020年2月7日 05:30 ]

武豊騎乗で新馬戦を快勝したギベルティ
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 世界の名馬を想起させる遅れてきた大物君がクラシックロード参入!!「第60回きさらぎ賞」で急上昇を告げたのが1戦1勝の関東馬ギベルティ。同レース歴代最多の6勝を挙げる武豊騎手(50)もお墨付きを与える素質馬。小島茂之師(51)が参戦への経緯を明かした。

 20世紀のとう尾を飾った世界的名馬の面影が重厚な体つきに宿る。競馬雑誌に掲載されたギベルティの馬体写真を見つめながら小島師が口元を緩めた。「体形も雰囲気もドバイミレニアム(母の父)に似ている。大きな顔、太い首、がっちりした骨格。一見重そうに見えても動きだすとシャープなんです」。前日、栗東で確認した追い切りの動きを反すうすると、再び笑みを浮かべた。「(スポニチの)G1馬体診断で鈴木康弘先生にも評価してもらえるくらいの馬になってほしい。武豊騎手も感触をつかんでくれています」と語り、関西重賞に挑戦する経緯を明かした。

 「1勝クラスの特別でも僕は乗れますが、それより、きさらぎ賞に行ってみませんか?」。武豊からそんな進言を受けた指揮官は出走に傾いていたつばき賞(京都)、フリージア賞(東京、ともに22日)を取りやめ、重賞にかじを切った。デビュー戦は中山マイルを4角先頭で2馬身差の完勝。「強かった。持久力があるし距離を延ばしても大丈夫です」とレース直後に語った武豊だが重賞級の素質まで感じ取っていたのだ。

 「武ジョッキーの見立てを裏付けるように調教を重ねるごとに走り方も変化してきた。マイラーのような小さなフットワークから中距離型の大きなフットワークへ変わった」(同師)。1月24日に栗東入り。見知らぬ環境に多少の馬体減りは覚悟していたが逆に1キロ増えたという。「カイバ食いがいいんですよ。追い切りに騎乗した武騎手も“やっぱり走りますよ”と言ってくれました」と続けた。「実は皐月賞の登録をしていないんです。(登録時期の)2歳秋には脚元がまだ弱くて大事にいきたかった。ここを勝つか2着なら追加登録したい」

 遅れてきたクラシック級の大物。「オルフェーヴルには気性のきつい産駒が多いが、この馬はおとなしいんです」。その馬体に宿るのは10戦9勝で種牡馬入りし、わずか1世代の産駒を残して急死した世紀の名馬、ドバイミレニアムの面影だ。

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