【ホープフルS】1番人気馬が順当!波乱起きにくいレース

[ 2019年12月26日 05:30 ]

<ホープフルS>調教後に運動を行うコントレイル(撮影・亀井 直樹)
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 【取捨選択・コントレイル】ホープフルSは14年に重賞に昇格(17年からG1)したが、レースレベルは高くない。例年、上位と下位の実力差がくっきり。レイデオロ、サートゥルナーリアなど、勝ち馬にこそ名馬が並ぶが、各年の上位数頭以外はほとんど、その後オープン入りすらできていない。トリッキーな中山コースでも、馬の力に圧倒的な差があれば波乱は起きない。3年連続で1番人気が勝利しているのは必然だ。

 1番人気濃厚のコントレイルは前走の走りで、名手ムーアに「トップクラス」と言わせしめた。初の多頭数などの課題を凌駕(りょうが)する格の違いがある。近5年のうち4年で無敗馬Vとデータも後押し。“アーモンドアイ・ショック”に引きずられ、いたずらに1番人気馬の評価を下げる必要はない。

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