【ホープフルS】ヴェルトライゼンデ 手応え楽に12秒0「成長してる」

[ 2019年12月26日 05:30 ]

<ホープフルS>水口騎手を背に併せ馬で坂路を駆け上がるヴェルトライゼンデ(左)(撮影・亀井 直樹)
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 新馬戦→萩Sを連勝中のヴェルトライゼンデは坂路で最終追い。指示は軽めも迫力は満点だった。水口(レースはマーフィー)が騎乗しアステロイドベルト(2歳未勝利)と併せ馬。4F54秒1~1F12秒0をマークし楽な手応えで1馬身突き放した。動きを確認した池江師は「先週、先々週としっかりやっているので今朝は微調整。体も引き締まり、肉体的、精神的にも成長している」と納得の笑みで愛馬を迎えた。

 舞台は中山の2000メートルに替わるが、小倉→京都と右回りで連勝してきた。池江師は「競馬が上手。初コースも気にならない」と自信を持って送り出す。兄は今年の菊花賞馬で、先週の有馬記念でも3着に健闘したワールドプレミア。弟の父はドリームジャーニーに替わったが、その父は阪神移設前の06年朝日杯FS、09年有馬記念と中山でG1・2勝を挙げている。血統的にも暮れの中山は大歓迎のはず。英国の若き天才マーフィーの手綱さばきで、父が手にした“2歳王者”の座を射止めるか。

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2019年12月26日のニュース