復活ライラック「馬が完成」 エリザベス女王杯Vから一夜明け

[ 2019年11月12日 05:30 ]

馬房で元気な姿をみせたラッキーライラック
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 牝馬の頂上決戦「第44回エリザベス女王杯」が10日、京都競馬場で行われ、3番人気ラッキーライラック(牝4=松永幹)が17年の阪神JF以来となるG12勝目を飾った。

 ライラックはレースから一夜明けた11日、馬房でゆったり静養した。担当の丸内助手は「帰りは名神が渋滞していて、栗東に戻ったのは夜7時半ぐらい。カイバも食べているし、今朝歩様を確認したけど、大丈夫です」と安どの表情。

 テン乗りのスミヨンを背に直線インから鋭く伸びての差し切り勝ちに同助手は「レースはバスの中で見てましたが、内をスルスル行くのが見えた。同じレースをして負けているのは、つくり手としても感じていた。やってきたことをレースでできたし、応えてくれた馬が偉い」。2200メートルの距離もこなし、今後の選択肢も広がった。

 週中には栗東近郊のノーザンファームしがらきに放牧に出される。「本当に馬が完成したんだなと思います」。次走は未定だが、復活した2歳女王から目が離せない。

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2019年11月12日のニュース