【伊勢崎・オートレースGP】青山連覇 自身初5戦全勝V

[ 2019年8月16日 05:30 ]

SGオートレースグランプリを制し賞金ボードを掲げる青山(撮影・村上 大輔)
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 伊勢崎オートレース場のナイターSG「第23回オートレースグランプリ」優勝戦が15日、第12Rで行われ、昨年覇者の1枠・青山周平(34=伊勢崎)が10周回を逃げ切って先頭ゴール。タイトル連覇を自身初の5戦全勝で達成した。

 序盤で鈴木圭のまくり攻勢をしのぎ切った青山。「まくられると思ったけど気持ちで3コーナーへ突っ込んだ」。興奮を抑え切れない様子が激闘の余韻を物語る。「道中も大きく走れず、小さいコースを守りながら何とか持たせた感じ」と振り返り、緊張感を漂わせた。決して楽ではない。ギリギリの状態だったことがうかがえた。

 「優勝できると思っていなかった。同期や先輩の支えがあって勝てた」。仲間と笑顔でピースサイン。昨年11月の川口日本選手権以来となる5度目のSGV。前節の地元伊勢崎普通開催から9連勝。進撃は止まらないが、青山は「欲張らずに目の前のレースを頑張る」と平常心を強調した。厳しいハンデ戦でも持ち味である速攻を決めて力強く白星を積み重ねていく。その真骨頂を貫いた。「最近は調子がいいので焦らずにレースしたい」。地元ファンの期待に応えた青山。快進撃はしばらく続きそうだ。

 ◆青山 周平(あおやま・しゅうへい)1984年(昭59)12月5日生まれ、千葉県市原市出身の34歳。伊勢崎支部所属。11年7月8日登録の31期生。同期は佐藤摩弥、岩田裕臣ら。通算42V(SG5V、G1・12V、G2・4Vを含む)。1メートル63、52キロ。血液型O。

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