【札幌新馬戦】藤沢和厩舎、有力馬が続々 席巻のムード

[ 2019年7月26日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・札幌=25日】夏競馬では北海道を主戦場にしている藤沢和厩舎。今週から開幕する札幌競馬場では、水曜に続いて木曜も指揮官が陣頭指揮を執っていた。視線の先には、今週初陣を迎える2頭の2歳馬。調教が一段落するのを待っていた鳥谷越は、騎手控室の前にできた取材の輪に加わった。

 まずは土曜5R(芝1500メートル)でデビューする(外)アルファウェーブ(牡、父グレンイーグルス)。藤沢和師は「よく乗り込んでいるよ。新しい種馬だが、(海外で)成績はいいみたいだから期待している」と目を細める。日曜5R(芝1800メートル)のセルフィー(牝、父スクリーンヒーロー)については「この父の牝馬はイレ込んで難しいみたいだが、この馬は素直でいい。よく食べるし、ゲートもすぐ受かったし、ここまでとても順調」と、さらに熱のこもった口調でまくし立てた。次週にはディープインパクト産駒のメリディアンローグ(牡)もスタンバイ。鞍上は全てルメールで、札幌前半の新馬戦を席巻しそうなムードだ。

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2019年7月26日のニュース