【浦和・プラチナC】ワイルド逃げ切った 橋本重賞初V

[ 2019年7月26日 05:30 ]

プラチナCを快勝したノブワイルド
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 S3「第2回プラチナC」が25日、浦和競馬場で行われ、3番人気ノブワイルドが逃げ切りV。重賞3勝目は、習志野きらっとスプリントから連闘で連勝と鮮やかな勝利だった。騎乗した橋本直哉(38)は重賞初制覇。

 愛弟子を小久保師が涙を流しながら迎えた。「スタートが決まったので引かないぞという気持ち。逃げにこだわった。何度もミスしても乗せてくれた先生に感謝です」と橋本。昨年も同馬に騎乗し4着に敗れていた。勝ったのはキタサンミカヅキだった。2度目の舞台は「逃げる」と強い気持ちで騎乗。スタートから闘志全開でハナを主張すると競ってきたタイセイラナキラを退け、直線ではミカヅキに影も踏ませなかった。

 「ガッツポーズしようと思ったけどできなかった。みんなが喜んでくれて良かった」。橋本は照れくさそうに、いつもの少し控えめな笑みを浮かべた。「目標はJBCスプリント(11月4日、浦和)。地元開催なのでいい状態で向かいたい」。南関史上最多1288勝を誇る小久保厩舎を支えてきた男は待望のタイトルを手にし、大一番へ思いをはせた。

 ◆ノブワイルド 父ヴァーミリアン 母コウエイベスト(母の父アンバーシャダイ)牡7歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・前田亘輝氏 生産者・北海道新ひだか町の城地清満氏 戦績28戦11勝(南関東22戦10勝)総獲得賞金9373万8000円。

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2019年7月26日のニュース