【とこなめ・オーシャンC】瓜生復活、SG10度目制覇 イン押し切った

[ 2019年7月16日 05:30 ]

オーシャンC優勝し、ファンの声援に応える瓜生
Photo By 共同

 区切りのSG10Vだ。ボートレースとこなめSG「第24回オーシャンカップ」の優勝戦が15日の12Rで行われた。インから力強く押し切った瓜生正義(43=福岡)が、16年グランプリ以来、10度目のSG制覇。賞金ランクは3位に浮上した。1Mは鋭く艇間を突いた柳沢一が2着、外を握った毒島誠が3着。また、目標を大きく上回る約118億円を売り上げ、真夏のSGは大盛況に終わった。

 数々の伝説をつくってきた瓜生が見事に復権の時を迎えた。同体のスタートから1Mは難なく先マイ。後続をあっさりと振り切ってバックで先頭に立った。

 「1Mは池田君に伸びられていたし、柳沢君にも迫られていたけど、エンジンのおかげで振り切れました。安心できる状態で行けて、1周2Mでしっかり回れば抜かれないと思っていました。ゴールした時はホッとしましたよ」

 約2年半ぶりのSG制覇を成し遂げて、まずは安堵(あんど)の表情。続けて優勝戦1号艇のプレッシャーからも解放され、笑顔もこぼれた。

 「前検の段階では出てなかったけど、ペラを叩き変えてから初日は良くなっていました。ドリームで峰君をまくれたところからいい流れになっていましたね」

 初日のドリームを制し、最後の大一番も締めた。まさに瓜生のためにあったシリーズ。16年グランプリ制覇以降は、SGの冠からは遠ざかっていた。最近はスタート事故の影響でSGの出場機会も“まばら”。それでも自慢のターンスピード、そして調整手腕は衰えることなく、むしろ進化していた。メーカー機とタッグを組んだ今節。引きの強さもあるが、しっかり仕上げてきて結果を出し“瓜生ここにあり”を印象付けた。

 これで賞金ランクは3位となり、グランプリ出場は確実になった。「しっかり気を引き締めていきたい。稼いでグランプリを迎えられるように」とベスト6入りへ気合を入れ直す。「まずは目の前の1走。高校時代は甲子園に出られなかったけど、次走は(ボートレース)甲子園(23日・浜名湖)に推薦で選んでもらった。最善を尽くして頑張りたい」。高校球児でもあった瓜生の視線は早くも次に控える新しいビッグイベントに向いていた。いかにも常に前を向く瓜生らしい。これからも、貪欲に一走入魂の構え。今年後半戦も一気に突っ走る。

 ◆瓜生 正義(うりゅう・まさよし)1976年(昭51)3月5日生まれ、福岡県出身の43歳。福岡支部。76期。95年5月若松でデビュー。96年12月平和島で初優勝。G1初優勝は98年のとこなめ周年だった。07年住之江オールスターでSG初制覇。通算5574戦1920勝82V。同期に魚谷智之、原田幸哉らがいる。1メートル59、50キロ。血液型A。

 ≪瓜生次走は浜名湖G2≫優勝した瓜生正義、池田浩二の次走は23日からの浜名湖G2全国ボートレース甲子園。白井英治、菊地孝平、井口佳典、峰竜太らと優勝を争う。毒島誠は20日からの若松一般戦。下條雄太郎、島村隆幸、竹井貴史らが相手。興津藍は8月17日からの鳴門一般戦。田村隆信、市橋卓士、鶴本崇文らが参戦。柳沢一は27日からの江戸川一般戦。磯部誠、森永隆、今泉友吾らが出場。中野次郎は27日からの尼崎一般戦。川崎智幸、篠崎仁志、松尾拓らとVを争う。

続きを表示

この記事のフォト

「2019 天皇賞(秋)」特集記事

「スワンS」特集記事

2019年7月16日のニュース