【七夕賞】菜七子 JRA重賞最高4着、7歳サーベラス上がり3F猛然

[ 2019年7月8日 05:30 ]

<七夕賞>4着に終わったゴールドサーベラスの藤田は悔しそうに首をかしげる(撮影・村上 大輔)
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 菜七子がエスコートした11番人気の7歳牡馬ゴールドサーベラスが最後の直線で大外から猛然と追い込んできた。上がり3Fはメンバー3位となる36秒9。15度目のJRA重賞挑戦で、自身最高着順となる4着に食い込んだ。

 「前半は脚をためて、しまいで伸ばせればいいと思っていました。ただ、4角で大外に出された時のロスがもったいなかったかな。しまいは伸びているだけに、こういう競馬を続けていければ…」

 検量室に戻ってくると、菜七子は悔しそうな表情でVTRを見返した。それでもレース前に「前走でいい脚があるのは分かった。それを生かしたい」と話していた通りの後方待機策。冷静沈着な騎乗ぶりが光った。このレースでは、丸山(ベルキャニオン15着)、野中(アウトライアーズ5着)と根本厩舎の“3兄妹”がそろい踏み。その中で、“末っ子”の菜七子が最先着した。

 9R「織姫賞」でも5番人気ナルハヤを2着に導くなど、福島のファンを沸かせ続けた菜七子。8日には、盛岡でJRA交流競走「アンバー賞」でハーベストゴールド(牡3=加藤)に騎乗する。

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2019年7月8日のニュース