【プロキオンS】新星アルクトス輝く3連勝!栗田徹師の悲願かなえた重賞初V

[ 2019年7月8日 05:30 ]

<プロキオンS>ゴール前で差したアルクトス(右)が1着、2着はミッキーワイルド、3着ヴェンジェンス(左)(撮影・井垣 忠夫)
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 ギリシャ語で北斗七星と名付けられた東の新星アルクトスが、プロキオン(こいぬ座の恒星)Sで“一等星”に輝いた。ゴール前は同じく連勝中だった4歳ミッキーワイルドを抑えてV。3連勝で重賞制覇に導いた田辺が喜びを口にする。

 「千四の距離はちょっと忙しいし、なかなか楽には追走できないかなと思っていた。それでも、うまく脚をタメてくれて最後もよくしのいでくれましたね」

 レース直前、隣の枠だったオールドベイリーが前扉を開けて飛び出し、仕切り直しのゲートイン。それでも「冷静に待っていてくれたし、成長を感じた」と振り返る。連覇を狙ったマテラスカイが前半3F33秒3のハイペースで引っ張る中、4番手を追走。直線は内から人気馬の直後まで差を詰めたが、スペースが空かない。残り1Fで外にサクセスエナジーがいたが、外側に斜行しながら進路を確保するとゴールまで伸びた。

 開業9年目の栗田厩舎は、24回目の重賞挑戦で初勝利。北海道に出張中で不在の指揮官に代わって表彰台に上がった三浦助手は「暖かくなって、馬がしっかりしてきましたね。遠慮せず攻め馬をできるようになった」と勝利をかみしめる。

 鞍上は福島のラジオNIKKEI賞に続く重賞連勝を飾り、区切りの重賞30勝目。ただ、直線での進路取りで他馬を妨害したため、13日から開催4日間の騎乗停止に。それでも「元々、期待していた馬。やっと実が入ってきた。距離は千六から千八の方が合う」とパートナーをねぎらった。秋以降は、距離延長となるダートG1の大舞台も視界に入る。ルヴァンスレーヴ、オメガパフュームなどダート界でハイレベルな4歳世代から、新たなスター候補が誕生した。

 ◆アルクトス 父アドマイヤオーラ 母ホシニイノリヲ(母の父シンボリクリスエス) 牡4歳 美浦・栗田厩舎所属 馬主・山口功一郎氏 生産者・北海道新冠町の須崎牧場 戦績12戦7勝 総獲得賞金1億3524万3000円。

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