【宝塚記念】2頭出し宮本師「チャンスある」おしどり夫婦が激アツ対談

[ 2019年6月19日 05:30 ]

<宝塚記念> 2頭出しの宝塚記念について語る宮本調教師夫妻(撮影・平嶋 理子)   
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 競馬界きってのおしどり夫婦の対談が、ついに実現――。宝塚記念(23日、阪神)にクリンチャー、ノーブルマーズの2頭を送り出す宮本厩舎。昨秋の凱旋門賞、有馬記念ウイークの連載日記が好評だった宮本友紀子夫人(46)は宮本博師(56)を「ミヤリン」と呼び、自称「事務員」として厩舎を支える。厩舎初のG1タイトルを懸け、夫婦が意気込みを語った。昨年の宝塚記念は12番人気のノーブルマーズが3着に好走。今年も宮本厩舎が激アツだ!

 宮本友紀子(以下ヨメ) まさか、夫婦で対談する日が来るなんて。(ミヤリンは)嫌がると思ったけど、OKが先に出てたのは意外~。今年は勝ち鞍がスローペースなのかな。せっかくスポニチさんに声をかけてもらったから、この特集から勢いをつけていきたいよね。

 宮本調教師(以下ミヤリン) そやねん(笑い)何か、きっかけになればと思って。流れが変わってくれたらと思ったんや!!

 ヨメ 先週は雨の中、立木観音(滋賀県大津市)に厄よけに行ったね。毎年、大みそかには行ってたけど、去年は初めて行けなかったんだ。“これはまずい”と思って急きょ行くことに。御利益あったらいいなというぐらい、追い込まれてる(笑い)。

 ミヤリン 最近、みんなに言われるんや。元気ないなって。

 ヨメ 今は強気さがめっちゃないもんね、ミヤリン。

 ミヤリン でも、馬には走ってもらわんと困るからな!!去年の宝塚記念は自信あるっていうてたし、3着(ノーブルマーズ)に来たやろ。

 ヨメ あれから、もう1年たつんだ。プレゼンターで関ジャニ∞が来てたから、村上(信五)さんのファンだった娘も競馬場に連れて行ったね。

 ミヤリン 写真は一緒に撮れなかったけどオレ、声かけたんやわ。歩いているときに、“村上さーん”って。

 ヨメ 声かけてたよね(笑い)。そしたら、こっちを向いてくれたんだ。娘は見られたみたいで喜んでたよね。

 ミヤリン (ニンマリ)。今年はクリンチャーとノーブルマーズの2頭で、宝塚記念に参戦できることになった。

 ヨメ クリンチャーとオーナーの前田幸治会長のおかげで、昨秋は凱旋門賞にも挑戦できて本当にいい経験ができました。でも、最近のレースを見ていると、全能力を出し切っていない気がする。

 ミヤリン 最近は、坂路の上まで行って運動しているんや。あそこには、強い馬もいっぱいいるやろ。いろんな馬と一緒に輪乗りするから、最初のうちは(周りに)気を使っていたみたいだけど、今は大丈夫。それで闘志が戻ればと思って。メンタルトレーニングや。

 ヨメ そうなんだ。効果ありそう!!

 ミヤリン まあ、長谷川万人(かずひと、クリンチャー担当助手)のアイデアでもあるんやけど(笑い)。三浦(皇成)ジョッキーに乗ってもらった1週前追い切りの動きも良かったし、結果につながってほしい。

 ヨメ もう1頭のノーブルマーズはJRAブリーズアップセールで、吉木伸彦オーナーに買っていただいた馬(1188万円)だよね。“丈夫そう”だなと思っていたけど、獲得賞金は2億円超。落札金額の20倍近くになったんだ。何とか、重賞も勝たせてあげたいね。

 ミヤリン 去年の目黒記念(2着)も勝ったと思ったんだけどな。前走の鳴尾記念(5着)も最後はよく伸びてきたし、使って粘りも増すと思う。夏場にも強いタイプだから。

 ヨメ そういえば、今年の宝塚記念にはJRAプロモーションキャラクターの松坂桃李さんが来るって。“再会”するのが楽しみだね。

 ミヤリン クリンチャーが出走した皐月賞のトンネルの中で、すれ違ったんだっけ?

 ヨメ おっ、サイン出てるじゃないの!?当時の出走馬が今年の宝塚記念にもたくさん出走しているよね。
 
 ミヤリン 当時はクリンチャーが4着で、5着レイデオロ、6着スワーヴリチャードに先着。去年の京都記念は、皐月賞馬アルアインとレイデオロを負かしたんや。今回は積極的に乗ってもらうつもりだし、力さえ出し切ってくれたらチャンスはあると思う!!

 ヨメ 去年の宝塚記念ウイークは土曜の阪神メインをキョウヘイが勝って、日曜の宝塚記念が3着。厩舎も上向いていたんだよね。今年は、ここから盛り返したいね。

 ミヤリン せやねん。何でもいいから、G1は勝ちたい。

 ヨメ 勝てば、表彰式でミヤリンと桃李のツーショットが見られるんだね。見てみたーい(笑い)。

 ミヤリン 2頭とも期待しているし、頑張ってほしいな!!

 ◆宮本 博(みやもと・ひろし)1963年(昭38)3月27日生まれ、滋賀県出身の56歳。伯父は宮本悳(いさお)元調教師。中尾謙太郎厩舎の調教助手としてキョウトシチー(13勝)、ナリタキングオー(5勝)を担当。03年調教師免許取得。JRA通算3841戦304勝(うち重賞6勝)。G1は23回挑戦し、クリンチャーの17年菊花賞2着が最高着順。

 ◆宮本 友紀子(みやもと・ゆきこ)1972年(昭47)11月7日生まれ、東京都出身の46歳。JRAの宮本博調教師(ミヤリン)の妻。日大芸術学部音楽学科卒業後、芸能プロダクション勤務を経て、西山牧場東京事務所で勤務。結婚後は、厩舎をサポートしながらツイッターやブログで厩舎日記も配信。ヨメ@宮本として寄稿した「しろうと女房の厩舎日記」はライブドアブログの競馬ランキングで1位を獲得し、05年に書籍化(発行所・流星社)。最近のマイブームは合唱団に入り、「第九」を日々練習中。趣味はゴルフ(ハンデ13)。

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