【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】16日京都11R 逸材アルーシャが淀の舞台で重賞初制覇

[ 2019年2月16日 08:00 ]

 少頭数ながらも強豪対決で見どころ十分だった先週の共同通信杯。無敗の2歳王者アドマイヤマーズに初めて土をつけ、ダノンキングリーがクラシックの主役候補に躍り出た。東京芝1800メートルであれだけのパフォーマンスができれば、中山芝2000メートルの皐月賞も距離を不安視する必要は全くない。現状では、無傷の3連勝でホープフルSを制したサートゥルナーリアとの2強か。今後のトライアルで、どんなライバルが現れるのか目が離せない。

 本日の当欄では、紙面で予想の根拠を掲載していない京都11R・京都牝馬Sをピックアップ。関東から遠征するアルーシャ◎で勝負する。デビュー通算【4120】と一度も崩れておらず、3歳春にはG3クイーンCで3着という実績の持ち主。現在3連勝中と充実一途で、前走の1600万下・ユートピアSの勝ち時計1分32秒5は、翌週のオープン特別・キャピタルSを制したグァンチャーレ(1分32秒6)より0秒1速い。あふれるスピードの持ち主でマイルでは折り合いに苦労していただけに、芝1400メートルに距離が短縮されるのはむしろ歓迎。3カ月ぶりだが、鉄砲実績十分で乗り込みも豊富。高レベルな4歳世代から、また1頭重賞ウイナーが誕生だ。

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2019年2月16日のニュース