【万哲の乱 特別編】16日京都11R リナーテの追い切り時計は本物か

[ 2019年2月16日 08:00 ]

 追い切り時計が必ずしもレース結果に反映しないのは重々承知。ただ、調子が良くない馬が追い切りだけ走るケースは少ないのもまた事実。調教で動く馬はそれなりの理由がある。

 京都11R・京都牝馬Sの◎リナーテは13日の最終追いで坂路4F50秒4の自己新をマークした。これがどれだけ速いか?と言われれば…。同日13日の栗東坂路最速タイムが、おなじみのレッツゴードンキ(来週の阪急杯に出走予定)で50秒1。フェブラリーS出走のモーニンが50秒2で2位。3位カミノコが50秒3で3位。リナーテの50秒4はエイシンスレイマンと並ぶ4位タイだった。昨秋あたりから調教時計が出るようになっていたが、ここまで動けば「完熟」とみていい。前走・ターコイズS(7着)はラスト100メートルで脚が上がったが、一瞬は抜け出す勢いだった。上がり3F32秒4で突き抜けた2走前の白秋S(1着)を見ても、1400メートルが現状はベスト。昨夏、北海道の洋芝で活躍しており、今の力のいる京都の芝も合っている。

 《もうひと押し》東京10R・金蹄Sは◎メイプルブラザー。今回の東京ダート2100メートルでは、直線で一度は抜け出した昨秋の赤富士S(3着)が好内容だった。さばき名人の戸崎との再コンビは魅力。

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2019年2月16日のニュース