【東京新聞杯】ミスターX 良血レイエンダで勝負!

[ 2019年2月3日 05:30 ]

 東京11R・東京新聞杯は良血レイエンダで勝負。同馬の全兄は17年ダービー、昨年の天皇賞・秋を制し、18年度最優秀4歳以上牡馬に選出されたレイデオロだ。偉大な兄を超える活躍を期待された同馬だったが、3歳のG1に出走することはなく4歳に。陣営も認める素質馬が19年でのリベンジに燃えている。

 今回は初のマイルに挑戦。藤沢和師は「兄よりも気がいい(前向きな)タイプ。広くてワンターンのコースは合うと思う。前から東京の1600メートルを試してみたかった」と適性に懸ける。新馬戦は札幌の1800メートルで快勝。直線の長い府中のマイルなら大きな不安はなさそうだ。馬券は馬単(15)から(1)(2)(5)(8)(10)へ。

 京都11R・きさらぎ賞はヴァンドギャルド。ここは東スポ杯2歳S(3着)で敗れたアガラスとの再戦になるが、当時もタイム差はなしとほぼ互角の内容。次戦は強敵がそろったホープフルSに出走し、直線での不利がありながら6着なら健闘したと言っていい。世代一線級の力は備えていると判断したい。

 精神的な成長は顕著だ。普段からテンションが上がりやすいタイプだが、前走のホープフルSは「東スポ杯の時より落ち着いていたし、一戦ごとに落ち着きは増している」と藤野助手。京都は新馬戦で快勝した舞台。勝負どころの下り坂でうまく加速し、武器の末脚にいっそう勢いが加わる。クラシックへの登竜門で賞金加算は必須な状況。勝負仕上げの実力馬を素直に信頼したい。馬単(3)から(2)(7)(8)へ。

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2019年2月3日のニュース