【チャンピオンズC】今週も牝馬!良化アンジュ絶好舞台

[ 2018年11月29日 05:30 ]

マイスタイル(右)と併せて追い切るアンジュデジール(撮影・平嶋 理子) 
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 アーモンドアイの衝撃レコードVを目の当たりにして、栗東入りした浜田。今週も気になるのは牝馬だ。チャンピオンズCの紅一点アンジュデジール。最終追いはCWコースでマイスタイル(4歳オープン)との併せ馬。直線でいっぱいに追われ首差遅れたが、相手も重賞2着2回の実力馬。浜田が昆師を直撃すると「相手も走る馬だから。しっかり追えたし、最後は盛り返したからね。問題ない」と余裕の笑みだ。

 今年だけで重賞3勝と急成長。前走・JBCレディスクラシックでG1ウイナーの仲間入りも果たした。「見た目にもたくましくなった。筋肉の張りもパンパン。ダート馬らしい体つきになった」と師は目を細める。充実ぶりは体重にも表れている。4月のマリーンC以降、1戦ごとに体重が増えて、前走はデビュー以来最高の480キロで出走した。「なかなかないケース。牝馬にはかわいそうなくらいハードな調教を課しているが、全くへこたれず全てが実になっている。常に予想を上回る成長ぶり」と驚きを隠さない。

 ディープインパクト産駒だが、デビュー5戦で芝に見切りをつけダート路線へ。「ディープだからと先入観を持たず、早めに得意舞台を見つけられたのも今につながっている」と師。時を同じくして横山典とコンビを組んだのも奏功。「逃げたり、追い込んだり、いろいろな競馬を試して結果を残してくれた。その経験が大舞台で生きてくるんだ」と力を込めた。中京は初参戦だが左回りダートは【4・2・0・0】とパーフェクト連対。やはり今週も牝馬から目が離せない。

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2018年11月29日のニュース