【ステイヤーズS】“雷神”期待 アルバート4連覇導く

[ 2018年11月29日 05:30 ]

ウッドチップコースで追い切るアルバート(撮影・郡司 修)
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 スポニチ賞ステイヤーズSを3連覇中のアルバートが、平地では史上初の同一重賞4連覇に向けて万全の仕上がりをアピールした。

 早朝の濃霧がすっかり晴れた午前10時前に向正面からWコース入り。単走で滑らかに加速し、直線で軽くゴーサインを出されると鋭く反応。馬なりのままラスト1Fは12秒6と鋭く伸びた。「この秋は続けて3戦目。息はできているので状態をキープする意味で先週と今週は単走」と調教の意図を説明した森助手は「年齢的に歩様には硬さもあるが、いつも通りのレベル。動きは良く、力を出せる状態」と合格点をつけた。

 今年で7歳と年齢的にはベテランの域に入ったが、同助手は「元気があるし、年齢的な衰えはない」ときっぱり。昨年同様のパフォーマンスが期待できる出来で、鞍上には驚異的なペースで勝ち星を量産しているV請負人モレイラ。偉業達成の期待が高まってきた。

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2018年11月29日のニュース