【チャンピオンズC】内田、ノンコ信頼「この馬のリズムで」

[ 2018年11月29日 05:30 ]

内田博幸
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 「インタビュールーム ウマい話あり」はフェブラリーSの覇者ノンコノユメ(セン6=加藤征)で大一番に挑む内田博幸(48)を直撃した。

 ――ノンコノユメの追い切りはWコースで併せ馬。騎乗した手応えは?

 「乗っていると前走と同じような感触だが、変わらずにきていることが一番いいんじゃないかな。疲れを感じないし、体調は悪くないと思う」

 ――前走・JBCクラシックは4着。

 「4つのコーナーが久しぶりだったんだけど、しっかり対応してくれた。直線もいい脚で伸びてくれたんだけど、途中でやめてしまったのがもったいなかった。最後まで集中させてあげられるかは今回も課題になる」

 ――近走はスタートで立ち遅れるシーンもあった。

 「ゲートが敏感になりすぎているので、少しでも落ち着いてくれれば。中間は練習しているし、今回は発走直前にもする。ただ、人間があまりピリピリするとそれが馬に伝わってしまうのでね。皆さんも仕事仲間にピリピリしている人がいたら嫌でしょう(笑い)」

 ――前走は競馬場到着後にテンションが上がったという話も。

 「競走馬はレースの直前に見せる姿が本性。普段はおとなしくしていても、実戦になるとつい素の部分が出る。ただ元気がないと走らないからね。自分はそんなに悪いこととは思っていない」

 ――4年連続での出走だが、内田騎手とのコンビでは初めて。

 「中京は直線の距離はそれなりにあるけど、とにかく前が止まらない。前がやり合ってくれたら…。いや馬群が固まってもいいけど。展開はどっちでもいいかな。とにかくこの馬のリズムで走らせるのが大事」

 ――フェブラリーSを勝ち、チャンピオンズCは3歳時に2着。ポテンシャルは屈指では?

 「“ありえない、ここからは届かないだろ”というところからしっかり伸びてくれる馬。その脚をどう直線で生かすかにかかっている。フェブラリーSもいい形で勝てたし、馬もそれは分かっていると思う。充実しているのは伝わってくるし、僕がしっかり信じて一生懸命乗りたいと思う」

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