姉と同じ中沢厩務員が担当、アスカビレンの全妹がデビュー

[ 2018年11月28日 17:44 ]

 偉大な姉に追い付け、追い越せ――。昨年の六甲Sを制するなど、長くオープンで活躍したアスカビレンの全妹となるキュールエミヤビ(牝2=中尾、父ブラックタイド)が、今週の土曜阪神5R(芝1600メートル)でデビューする。担当は姉も手掛けた中沢厩務員。入厩から約2カ月、手塩にかけて育ててきた。

 「耳が大きくて、冬毛が長くて、イレッポなところはお姉ちゃんと一緒かな。でも、現時点では心臓も筋肉もまだまだ。お姉ちゃんと比べるのはかわいそうですね」

 2歳時に2勝を挙げるなど早期から活躍した姉とはタイプが違う。とはいえ、きょうの坂路では4F52秒6〜1F13秒2を余力たっぷりにマークしたように、水準以上の脚力を見せている。夢はでっかく、姉の果たせなかった重賞制覇。中沢厩務員と二人三脚、大舞台での活躍を心待ちにしたい。

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2018年11月28日のニュース