【新馬戦総括】圧勝メイクの能力にA評価 ルメールも太鼓判

[ 2018年10月9日 05:30 ]

 満を持した良血馬たちがデビューした東京、京都開幕週だったが、戦前に注目を集めた馬は案外な結果に終わった印象。そんな中で土曜東京芝1400メートルのブーザーは見事に人気に応えた。同馬の母の姉マンデラは14年マイラーズCを制したワールドエースを産み、母の兄マンドゥロも仏G1イスパーン賞勝ちがある重厚な母系。ブーザーは直線で挟まれる不利がありながら1分23秒2とまずまずの時計で勝ち上がった。500キロ近い馬体から次戦でもっと良くなりそうな雰囲気がある。

 日曜東京のダート1600メートルで後続を10馬身ちぎったメイクハッピーにもA評価を進呈。ルメールは「ポテンシャルは相当高そう。まだ余裕があった」と振り返り、マイル適性の高さも認めた。骨っぽいダート馬を送り出す新開厩舎から新星誕生の予感だ。

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2018年10月9日のニュース