【凱旋門賞・最終追い切り】クリンチャー急上昇 宮本師「予定通りビシッと」

[ 2018年10月3日 21:38 ]

 仏G1「凱旋門賞」(10月7日、パリロンシャン)に出走するクリンチャー(牡4=宮本)が3日、エーグル調教場のダート直線コースで最終追い。単走でビシッと負荷をかけられた。前哨戦のフォワ賞(6着)を使った上昇ぶりをアピール。万全の態勢を整えた。

 多くの報道陣が、クリンチャーの最終追いを見届けた。宮本師は調教を終えたクリンチャーに駆け寄り、息の入りを確認。見学に来た武豊と言葉をかわした。師は「予定通り、ビシッとやりました。息づかいが激しかったので、目いっぱいやったんだと感じました。これで反応も上がるだろうし、より良いパフォーマンスができると思います」

 状態は急上昇している。あとは空模様。雨予報も出ていたが、また晴れマークが並ぶ。師は「雨ごいでもします」と笑いを誘った。後は武豊に託すのみ。日本馬が重い扉をこじ開ける。

 なお、出走馬20頭も確定。現地4日午前11時(日本時間午後6時)からの抽選会で枠順が決まる。

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2018年10月3日のニュース