【ファンタジーS】アーデル絶好52秒4!池添学師も満足げ

[ 2017年11月1日 05:30 ]

<ファンタジーS>坂路で追い切るアーデルワイゼ
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 3日の京都メイン「第22回ファンタジーS」の追い切りが31日、栗東トレセンで行われた。火曜朝の坂路に登場したアーデルワイゼは、鋭い伸びを披露。テンから1F13秒台のラップを刻み、勢い良く駆け上がるとラスト1Fは12秒5の切れ味を見せた。全体時計の4F52秒4は、自己ベストを2秒以上も更新する好タイムだ。池添学師も満足げに切りだす。

 「良かったですね。指示通り、しまい気合をつけるようにと。馬場も軽そうだし時計的にも十分。ラスト1Fの加速も良かった」

 素質は優秀な母系から受け継いだ。祖母ビワハイジは3連勝で阪神3歳牝馬S(現阪神JF)を勝ち、母の1つ上の半姉にG1・6勝のブエナビスタがいる。アーデルワイゼの姉ロッテンマイヤーも池添学厩舎からデビューし、忘れな草賞Vなど活躍。

 手綱を託されたのは今年39勝を挙げ、売り出し中の2年目・荻野極だ。10月27日の1週前追いで感触を確かめた鞍上は「ハミの手応えとか、行きっぷりも良かった。いい雰囲気で乗れるかな」と気合十分。勝負根性光るコンビで、人馬にとって初の重賞タイトルをつかみ取るか。

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2017年11月1日のニュース