笹川翼 3年連続100勝も満足せず「まだ足りない」

[ 2017年9月22日 05:30 ]

3年連続100勝突破を果たした5年目の笹川翼
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 【地方競馬です!!】15日の大井5Rを勝ち、3年連続100勝突破を果たした5年目の笹川翼(23=大井)。「僕だけの力じゃなくて、乗せてくれる関係者と馬が頑張ってくれるおかげ。2、3着が多くて申し訳ない気持ちの方が強いけど、とりあえず100勝を突破できたことはうれしい」と振り返った。20日現在で101勝、2着121回、3着110回。「とりこぼしたレースが多い。全然だなあと思います」と満足している様子はない。常日頃「前年の成績を超えることが最低限の目標」と言っている笹川。昨年は133勝。今年はまだ3カ月を残しており、順調にいけばクリアできそうだ。

 今年は森泰斗や真島大輔ら例年、南関東リーディング上位に名を連ねる騎手がケガなどにより、戦線離脱を余儀なくされた。そんな中、矢野貴之が台頭。初のリーディング首位に向け、ひた走っている。記者の「笹川騎手が矢野騎手の立場になっていても、おかしくなかったのでは?」との問いかけに、現在5位の笹川は「情けなくはないけど…、もうちょっとやれたんじゃないかなとは思う。やっぱり、まだ5年目の技術しかないのかなあ。まだ足りないんじゃないですか」と自己分析。常に向上心を忘れない笹川翼。数年後にはリーディングトップにその名前があることだろう。(鈴木 智憲)

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2017年9月22日のニュース