【函館記念】北村友 函館重賞連覇へ!アングラ手応え併入

[ 2017年7月13日 05:30 ]

函館芝コースで追い切られたアングライフェン(右)
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 アングライフェンは芝コースで併走追い。やればいくらでも動きそうな気配を漂わせながら手応えは終始馬なり。パートナーのラヴアンドポップ(1000万下)を5馬身後ろから追走して併入でフィニッシュ。4F56秒0〜1F13秒4にとどめたがゴール通過後もストライドをしっかりと伸ばした。

 手綱を取ったのは先週土、日で6勝、日曜に至っては騎乗機会7戦オール連対と大活躍をした北村友だ。「中1週なので感触を確かめながら折り合い重視。雰囲気は良かった。滞在の中イチがプラスに働くと思う。ポイントはコーナリング。あまり上手じゃないのでね」と感触と課題を口にしてから“好調ゾーン”に入った自身の話題には「この勢いのまま特にいろんなことを考えずやりたい」と少しだけはにかんでみせた。

 函館の女神は北村友にほほ笑み続けている。開幕週にG3函館スプリントSをジューヌエコールで勝利。今回も同じ安田隆厩舎の管理馬というのも縁か。

 その話題には安田翔伍師も「いや、もう運を使い果たしたかも」と言いながら、「前走は折り合っているように見えても力んで走っているので今回は舌を縛ります」と馬具を工夫することを明かした。

 騎手も馬も厩舎も絶好調。前哨戦・巴賞でG1馬サトノアレスをビビらせた末脚が週末の名物重賞で倍増する。

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2017年7月13日のニュース