【プロキオンS】ガード重賞制覇へ!寺島師「チャンス持った馬」

[ 2017年7月7日 05:30 ]

寺島良調教師とふれあうキングズガード
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、プロキオンSに出走するキングズガードを管理する寺島師を直撃した。

 ――キングズガードの前走(天保山S2着)は約3カ月ぶりの実戦でした。

 寺島師 約1カ月前に帰厩しての競馬でしたが牧場から「すぐにでも使える状態」と言われ戻されていました。そこから負荷をかけレースに臨んだので仕上がりは良かったです。

 ――前走はいつも以上に前半、置かれた感じ?

 確かに前とはだいぶ開きました。でも、ペースがかなり速かったのでムチャクチャ置かれたとは思いませんでした。むしろ良いと感じて見ていました。

 ――実際、最後よく伸びて2着まで追い上げた。

 58キロを背負っていた分、差し切れなかったけど4角を回る時点である程度、上に来られると確信できました。

 ――3走ぶりに左回りになる。以前、左回りだと手前(軸脚)が上手に替わらなかったことがありました。

 左回りだと左へモタれてしまうところがあるんです。ただそのあたりはリングバミに替えたので解消してくれると思います。

 ――最終追い切りは6F88秒5〜4F54秒6〜1F12秒4としまい重点。

 1週前の坂路でしっかり動いていたし、今週は馬場が悪かったので無理はさせませんでした。状態、仕上がりは良いです。

 ――開業後、初の重賞制覇をしたいところ。

 当然、自分自身も重賞を勝ちたいという気持ちは持っています。ただ、それ以上にこの馬に重賞を獲らせてあげたい。丈夫で安定感があって重賞制覇のチャンスを持った馬だと思っていますから。

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2017年7月7日のニュース