【きさらぎ賞】タガノアシュラ逃げる!岩田「思い切ったレースを」

[ 2017年2月3日 05:30 ]

<きさらぎ賞>馬房でくつろぐタガノアシュラ
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 クラシックの登竜門「きさらぎ賞」には今年も素質馬が集結した。昨年の勝ち馬はサトノダイヤモンドで一見ハイレベルな一戦と思われがちだが、毎年少頭数でスロー決着。意外にも逃げ馬が好走しており、過去10年で【2・3・0・5】と連対率50%。“無欲の逃げ”が武器になるレースだ。

 打倒サトノアーサーに燃えるタガノアシュラは逃げて2勝。鞍上岩田とは初コンビだが、1週前追いにまたがり手応えを確認。「スピードがありそうな感じで稽古の動きも良かった」と鞍上は好感触を得た。

 主役のアーサーは中団から決め手を生かす構え。当然、各ジョッキーの意識は後方に働く。そうなれば単騎逃げ濃厚のアシュラの持ち味である粘りがフルに生かせそうだ。岩田は「行く形(逃げ)がベスト。外回りコースでペースも落ち着くと思うし、少頭数はゴチャつかず競馬がやりやすい。切れるタイプではないので思い切ったレースをしたい」と一発を狙っている。

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2017年2月3日のニュース