【東京新聞杯】松永幹師 ロイカバードなら「一瞬の切れ味通用」

[ 2017年2月3日 05:30 ]

ロイカバードを管理する松永幹夫調教師
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ロイカバードで東京新聞杯に挑む松永幹師を直撃した。

 ――ロイカバードですが前走(元町S1着)からメンコを使用。

 松永幹師 いつもパドックでは着けていて、ゲート裏で外していました。でも前走は少しテンションが高かったのでレースでも着けたままにしました。今回も同じスタイルでいくと思います。

 ――前々走(紅葉S6着)は立ち遅れたが、前走は好スタートを切ってから後方に控えた。

 前々走はたまたま。タメて良いタイプなので後方からの競馬はいつも通り。

 ――ただ、向正面で少し鞍上が変な格好をしていました。

 だいぶ内へモタれていたようです。鞍上がよく我慢してくれました。

 ――しかし、最後は33秒台の脚で突き抜けました。

 ビックリしました。凄い脚でしたね。

 ――現在の東京の馬場で上がりの速くなりそうなメンバー構成も向きそう?

 一瞬の切れは通用するはずなので、それをうまく発揮できる流れになってくれれば良いと考えています。

 ――最終追い切りは後方から追い掛けた分、遅れただけ?

 この馬自身、今まで出したことがないくらい速い時計(坂路で半マイル52秒9)を記録しました。状態は良いということでしょう。

 ――デビュー前から期待の大きかった馬がようやく本格化?

 幅も出てきた感じだし、そう願いたいです。今後、G1で好勝負するためにも、ここは試金石の一戦。エアスピネルをはじめ相手は強くなるけど良い競馬をしてくれると信じています。

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2017年2月3日のニュース