【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】8日東京3R 絶好馬場でエイプリルミストが本領発揮

[ 2016年10月8日 08:00 ]

 初の海外馬券発売となった先週の凱旋門賞で、グリーンチャンネルの直前特集番組に出演させていただいた。優勝したファウンドを◎指名したものの、2&3着が無印で予想は外れ。それでも、昨年までの凱旋門賞観戦とは興奮度がまるで違った。馬券発売の効果は絶大で、売り上げもJRAの想定を大きく上回る41億円超。注目度の高さを実感し、より精度の高い予想を提供しなければ…と身の引き締まる思いだった。

 今週から秋の東京開催がスタート。きょう土曜の勝負どころは、2カ月半の休養でひと回りパワーアップした3R2歳未勝利戦のエイプリルミストだ。

 福島の新馬戦は1番人気で5着止まりだったが、1番枠で出負けしたため、中団やや後方で馬群の中を進まざるを得ない展開。スローで馬群が固まったために直線でも外に出せず、最後まで荒れ気味のインを走らされて伸びを欠いた。それでも、1着ペイドメルヴェイユとの着差はわずかに0秒3。騎乗した戸崎も「背中がいい」と好感触を伝えたように、素質の片りんは十分に見せる走りだった。

 きょう土曜の東京の天気予報は曇りで、芝コースは春以来の開催とあって絶好の状態。これなら、父ディープインパクト譲りの瞬発力を存分に生かせる。初戦5着なら極端に人気が集中することもないはずで、馬券的な妙味も十分にある。

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2016年10月8日のニュース