【サウジアラビアRC】ミスターX 府中経験が生きるジャーニー

[ 2016年10月8日 05:30 ]

 東京11R・サウジアラビアRCはブレスジャーニーで勝負する。3着に終わったデビュー戦だったが、レースは1、2、4着を先行勢が占める前残りの決着。最後方から繰り出した32秒9の上がり3Fは、掛け値なしに一線級だった。ポジションを上げ、中団で運んだ点に前進が見られた次戦。ここも外からメンバー最速の脚(34秒6)で突き抜け、最後は流す余裕も見せる勝ちっぷりだった。頼もしいのは、この2戦がともに東京コースなこと。今回のメンバー9頭中7頭が東京未経験。キャリアの浅い2歳戦でここまでの経験が確実に生きる。

 夏はじっくりと充電にあてて体調も万全。本間師は「夏負け気味の時期もあったが、涼しくなってだいぶ持ち直した。あとは展開ひとつ」と手応えありの口ぶりだ。末脚爆発の連勝で、府中の申し子の誕生だ。馬単(6)から(2)(3)(7)。

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2016年10月8日のニュース