【新潟記念】エーシンマックス 西園師の“徹底泣き”期待

[ 2016年8月31日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=30日】“泣き”とは自信とは裏腹にコメントのトーンを抑えること。これが逃げ馬には有効。人気がないほどマークが緩くなり、楽にマイペースが刻めるからだ。新潟記念でオサムが真っ先に目を付けたのは逃げ馬エーシンマックス。

 「今回も静かにしておこうと。しゃべると人気になってしまうからね」。火曜朝、不敵な笑みを浮かべたのは西園師。昇級で重賞挑戦になるが指揮官は自信ありげ。今夏、関東圏での同厩舎の快進撃は記憶に新しい。福島から新潟開催にかけ土曜メインを4連勝(7月23日「白河特別」フルールシチー、同30日「佐渡S」エーシンマックス、今月6日「越後S」サンレーン、同13日「新潟日報賞」ウインガニオン)。凄い記録だ。しかも4勝中3勝が人気薄での“逃げ切り”で、今回もそのパターン。

 「コース相性もいいし、傷んできた馬場も苦にならない。53キロの軽量を生かせれば」が本音だが、西園師には週末まで徹底した“泣き”を期待したい。

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2016年8月31日のニュース