【アイビスSD】サトノデプロマットが“直千”で波乱起こす!?

[ 2016年7月27日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=26日】夏の新潟・名物重賞アイビスSD。究極のスピードが求められる“直千”重賞は1番人気馬が3連勝中だが、時に伏兵の大駆けもある。07年は13番人気サンアディユがV。08年は10番人気シンボリグランが2着に食い込んだ。その2頭の共通点は直線競馬初参戦。「穴馬は未知との遭遇にあり…」で、細原の目に留まったのがサトノデプロマット。昨年4月の船橋S(準OP、中山芝1200メートル)ではネロを撃破した。

 喜多助手を直撃すると「(昨年の)条件戦を連勝したときは2番手からで外に馬がいなかった。集中力が途切れやすく、かぶせられると駄目。近走は結果が出ていないが、敗因はハッキリ。今回からブリンカーを着用するので、外枠を引いてスムーズなら」と前向きな言葉が返ってきた。

 気性的にモマれにくい直線舞台は絶好。加えて前走時から調教をポリトラックコースに戻し、追い切りの本数を増やすなど勝負気配ムンムン。波乱の使者はこの馬か。

続きを表示

2016年7月27日のニュース