【函館記念】新山がデビュー史上最速記念初V「まさか勝てるとは」

[ 2016年7月27日 05:30 ]

デビュー史上最速で記念初優勝を飾り、賞金ボードを掲げる新山

 新山響平(107期)がデビュー史上最速(02年4月の新制度以降)、1年20日での記念初優勝を飾った。従来の記録は武田豊樹(42=茨城)の1年1カ月18日(04年8月)だった。

 新山―菊地―川村―三谷―近藤―成清―木暮―山下―竹内で周回。残り2周半から木暮―山下で上昇、前団を抑えると菊地の後ろに入る。川村が5番手に下げて新山が踏みだすと近藤が上昇して中団以降がもつれる。打鐘過ぎ2Cから新山がペースを上げ菊地―木暮―山下で続く。前団4人の直線勝負になり、新山が末脚良く押し切った。

 新山は「自分のペースで行けたが、まさか自分が勝てるとは思わなかった。(記念優勝は)うれしい。これからも挑戦者の気持ちで頑張っていきたい」。この優勝で新山は11月のG1競輪祭の特選シード権利を当確にした。次走予定は8月16~18日の西武園F1。

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2016年7月27日のニュース