菜七子、重賞初騎乗は9着 デビューから16日 女性騎手史上最速デビュー

[ 2016年3月20日 13:02 ]

藤田菜七子

 JRA16年ぶり、7人目の女性ジョッキー・藤田菜七子(18=美浦)が20日、中山11RスプリングS(G2・芝・1800メートル・晴・やや重)で8番人気のモウカッテルに騎乗し重賞デビュー。11頭中9着だった。

 まずまずのスタートから中団に位置取った藤田。中団で流れに乗り直線は必死に鞭をふるったが伸び切れなかった。

 デビューから16日での重賞デビューはJRA女性騎手史上最速。「重賞に限らず、どの馬も全力で乗り、オーナー、調教師、厩舎の皆さんに感謝して思いに応えたい」と意気込みを語っていた。

 この日はスプリングSを含めて4頭に騎乗。勝てばJRAデビューから16日目での初白星となり、2004年の増沢(旧姓・牧原)由貴子と並ぶJRA女性騎手最速Vだったが、日曜は4鞍に騎乗し、10、9、13、9着。月曜は中山で6鞍に騎乗予定となっている。

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2016年3月20日のニュース