【若葉S】ダイオウVで皐月切符!直線差し返す底力発揮

[ 2016年3月20日 05:30 ]

 土曜阪神メーンの皐月賞トライアル若葉Sが19日、行われた。1番人気のアドマイヤダイオウ、2番人気のナムラシングンの激しい叩き合い。首の上げ下げの決着はアドマイヤダイオウに軍配が上がった。なお、この2頭に皐月賞優先出走権が与えられた。

 向正面半ばから一気にスパートしたアドマイヤダイオウが直線で一気に先頭に立つ。だが、ナムラシングンの強襲にあっていったんは前に出られたが差し返す底力を見せた。M・デムーロがパートナーを称える。

 「まだ馬が若くて、最後も相手にかわされてムチを入れてから、手前が替わって伸びた。勝ち切れるパワーは凄いね」

 前走の梅花賞も同じようなレースで勝利。友道師も「まだ4戦でこの内容だから。スタミナはあるね」と素質を高く評した。今回は新馬戦に続き、ゲート内で立ち上がるようなしぐさを見せたため「ゲート再検査」を科せられ今後は3週間の出走停止になる。今後については「皐月賞(4月17日、中山)はギリギリ。パスしてダービーに向かうプランもある。オーナーと相談して決めたい」と見通しを語った。厩舎は3連勝で皐月賞に向かうマカヒキがいてタレントぞろい。僚馬に負けないクラシック候補生がまた新たに誕生した。

 ▼2着ナムラシングン(池添)1回先頭に立っているんですけど、差し返されてしまいました。もう少しでしたね。

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2016年3月20日のニュース