【京王閣・ヤングGP】2世レーサー野原が実績で一歩リード

[ 2015年12月29日 05:30 ]

 今年のヤンググランプリは個性派の若武者がそろった。ただ一人S級1班に格付けされている野原雅也は、トップクラスで活躍していた父・哲也(51期=引退)の指導を受けて頭角を現してきた2世レーサー。昨年の同大会は果敢な先行でレースを支配した。今年のオールスターでG1初出場を果たすなど実績でややリードしている。

 近況の勢いでは渡辺雄太も負けてはいない。G1タイトルホルダーの叔父・渡辺晴智(73期)と切磋琢磨(せっさたくま)することでパワーアップ。先行意欲は一番。日野博幸は四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツから転向した異色の経歴。50メートル5秒8の俊足でトップバッターを務めた。105期在校1位の野口大誠もV候補の1人で、パワーとスピードは見劣りしない。元砂勇雪は妹・七夕美(なゆみ)とともに活躍しているきょうだいレーサーだ。

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2015年12月29日のニュース