【大井・東京大賞典】厩舎ひと言

[ 2015年12月29日 05:30 ]

 15年ダートG1戦線の総決算「第61回東京大賞典」は29日、東京・大井競馬場でゲートイン。今年最後のG1馬が決まる。前日発売の単勝1番人気は(11)コパノリッキーで2・8倍。同馬単は(11)(13)の6・2倍が1番人気となっている。

 ▼ナムラビクター(福島師)前走はこの馬にしてはゲートがスムーズ。展開も向いたと思ったがアテにしづらい面があるのかな。中間も変わりなく来ているし、ゆったり走れる距離がいい方に出てくれたら。

 ▼プレティオラス(森下師)前走よりストライドが伸びていい動き。上向いている。自分のリズムで競馬をして、最後にどれだけ脚を使ってくれるか。通用するかどうか楽しみ。

 ▼ワンダーアキュート(和田)前走は流れが速く、せかし過ぎて伸びを欠いた。追い切りは馬場が重くて目立った動きではなかったが背中の感じが良かった。自分のリズムでスムーズな競馬ができれば。

 ▼サウンドトゥルー(高木師)前走後も思ったほど反動はなく、いい状態を維持している。すっかり安定してきた。

 ▼ハッピースプリント(森下師)JBC、浦和記念より上向いた状態で暮れの大一番に臨める。来年に向けていい競馬をしてほしい。もう一度G1を獲らせてあげたい馬。ここで何とか…。

 ▼サミットストーン(矢野師)浦和記念は2着だが収穫があった。順調に来たし、秋以降で一番の出来。積極的な競馬をしてハッピースプリントと共に盛り上げていきたい。

 ▼ケイアイレオーネ(佐宗師)前走は休み明けでまだ気合乗りが足りなかったが、叩いて雰囲気は良くなった。メンバーが強いからどこまで頑張れるか。

 ▼ファルコンクロウ(岡田師)以前はズブい面があったが、最近は真面目に走るようになった。相手は強いが、うちの馬もさらに上向いている感じ。少しでも上を狙いたい。

 ▼グランドシチー(相沢師)前走は外を回ったが、最後まで止まらなかった。乗り方ひとつだと思う。

 ▼コパノリッキー(村山師)前走は展開がきつかった。この中間も状態は変わらない。この舞台で2走前のJBCクラシックを勝っているし期待したい。

 ▼ユーロビート(渡辺和師)やはり浦和コースが合わないようだ。ダメージはなく、いい状態。大きな力差はなく巻き返したい。あとは流れが向いてくれれば。

 ▼ホッコータルマエ(西浦師)前走は勝ちにいく競馬。結果的に前崩れの展開になったが、それは仕方ない。追い切りで負荷をかけて動きは言うことなし。最高の状態だと思う。

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2015年12月29日のニュース