デビュー戦Vのディープ産駒ジークカイザー、大舞台楽しみ

[ 2015年12月29日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】良血馬がそろった阪神芝9Fを制したのは池江厩舎のディープインパクト産駒ジークカイザーだ。攻めの動きから見て“良くなるのはもう少し先”のイメージだったが、先団からしぶとく脚を伸ばして、価値あるデビュー勝ち。米G1勝ちの母は、11年ケンタッキーノベンバーセールで122万5000ドルの値が付いたノーザンファーム期待の繁殖。ここからの成長次第では大舞台が見えてくる。

 中山芝8Fのサトノキングダムは出遅れも何のその、外を回しての完勝だから、着差以上に強かった。今後は速い上がりへの対応がポイントになるだろう。

 中山ダート9Fを前々から押し切ったマイティーゴールドはスケール感たっぷり。550キロを超える超大型馬、しかも1週前に熱発したことを思えば、今後の上積みは大きいはず。血統&馬体からダートに限定されるが、重賞級の器だ。

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2015年12月29日のニュース