【阪神５Ｒ新馬戦】アドマイヤビスタが人気に応えて初陣Ｖ

接戦を制したアドマイヤビスタ

　メイクデビュー阪神は３日、阪神競馬場５Ｒ（芝・１８００メートル・晴・やや重）で行われ、ルメール騎手騎乗の１番人気、アドマイヤビスタ（牡２＝友道厩舎、父ネオユニヴァース、母レインボークォーツ）が、ゴール直前に逃げるサンライズクロンヌをかわして人気に応えた。勝ち時計は１分４８秒８。

　レース序盤は、オーネットハッピーとサンライズクロンヌが先頭争う展開。ゴテツが３番手につけ、１番人気のアドマイヤビスタは５番手に位置をとった。スタート直後は出遅れていた２番人気のスペードクイーンは徐々に位置を上げて、６番手あたりにつけた。

　３コーナーをほぼそのままの態勢で通過すると、４コーナーを曲がったあたりでサンライズクロンヌが先頭に。オーネットハッピーは少し後退し、アドマイヤビスタが２番手につけた。

　直線では内から逃げ切りを図るサンライズクロンヌと、外から必死に追うアドマイヤビスタの先頭争いに。サンライズクロンヌがゴール直線までリードしていたが、最後の最後でアドマイヤビスタがかわして１着でゴールした。

　サンライズクロンヌは３／４馬身差の２着、そこから３馬身１／２差の３着は３番人気のサラザンが入った。